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VOL.13 メカトロテックジャパン2005&三菱電機 中部地区大商談会

今回はメカトロテックジャパン2005と先日行われた三菱電機中部地区大商談会のレポートをお届けします。

来た、見た、撮ったと言いながら今回は写真が少なくてすいません。
次回のレポートで頑張りますので、ご勘弁をm(_ _)m。

それではまずメカトロジャパン2005のレポートを!

私は今回初めてメカトロジャパン(以下メカトロ)の会場に行ったのですが、とにかく広い!!!
規模はJIMTOFには劣るとは言うものの、ポートメッセなごやの第1、2、3号館全てを使った展示会場は、しっかりと見ようと思ったら、到底1日では見切れないボリュームでした。

今回のメカトロ出展者総数は429社・団体で過去10回の中で最大規模だったようです。
まさに最近の市場の景気を反映するかのような展示会となりました。

もちろん来場されるお客様の数も半端ではなく、初日から入場門の前には開場を待つ人の列が出来ていました。
特に最終日の入場門前の混雑は愛知万博(ちょっと言い過ぎですが・・・)の様でしたよ。
おかげさまで弊社営業マンもお客様の対応に大忙しの4日間となりました。

ご多忙の中、ご来場下さったお客様にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

さてメカトロの中身については内容がありすぎて、とてもご紹介しきれませんので、概要だけお話しさせてもらおうと思います。

今回のメカトロで各メーカーが出品していた設備は生産効率のより一層の向上を目指した多面加工機、5軸制御加工機や複数の加工機能を持たせた複合機等が数多く見られ、それに伴いCAD/CAMメーカー、工具・ツーリングメーカー各社も、工作機械メーカーのこうした動きに対応した多種・多様な商品を提案していました。
最近よく目につく物としてコンパクト・省スペース化をねらった設備があります。
今回も小型化・ライン縮小を意識した機械が多く見られました。
各機械メーカーさんの取り組み姿勢が感じられます。

今回のメカトロを見る限りではまだまだこの業界の景気の好調さが長く続きそうな気配がありました。

最後になりましたが、三菱電機さんからメカトロ会場内の写真をいただきましたので、掲載させていただきます。

続いて三菱大商談会のレポートです。

先日12月2日、3日に三菱電機竃シ古屋製作所にて毎年恒例の中部大商談会がありました。

今年はメカトロに来場されたお客様が多く日程も近かったことと、エンドユーザー様も仕事が忙しいことから展示会に足を運ぶということが難しかったため、例年に比べると来場者が少なかったです。

レポートでは今回展示された3種類の機械をご紹介したいと思います。

まずはこちらの形彫放電加工機 EA−12V。

FP80V電源を搭載しており、従来機と比較して消費電力を20%カットしてます。
超低消耗回路(SC回路)により、電極消耗を低減し、超硬加工でも消耗を半減します。

他に新高速仕上回路(PS回路)、鏡面仕上回路(GM回路)など様々な加工回路を標準装備し、多彩な加工に対応した機械となっています。

加工槽についても自動昇降式で段取りや作業性を考慮し、3方向からのアプローチが可能になっています。

次はこの大きなワイヤ放電加工機 FA30V。
大きさの目安になるように人も写してみました。

超高速無電解電源「V500」を搭載し、大型ワークの高速・高精度加工を狙った機械であり、板厚300mmの加工においては従来比3倍にもなっています。

さらにオプションにてZ600仕様を用意しており、最大板厚605mmまでの加工が可能になります。
ちなみにこの仕様になっても、自動結線はOKです。

最後にこちら超高速細穴放電加工機 MEMH8。
この機械には、MEMH8Nという簡易NC付きのタイプもあります。

細穴放電となると先端が細くなってしまうという機械がありますが、この機械では先端までストレートな加工穴形状になることのほか、電極の超低消耗を売りにしています。

操作性という点ではタッチパネルを採用しており使いやすさを考えた機械となっています。

今回の展示会は来場者は少なかったとはいうものの、具体的に設備の導入を検討されている方の割合は多く、ここでも
最近の市場の景気の良さが伺えた展示会でした。 それでは今回はこれにて!

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