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VOL.12 2005三菱電機産業メカトロニクスプライベートショー

5月26日(木)〜28日(土)に2005 三菱電機 産業メカトロニクスプライベートショーが三菱電機名古屋製作所FAコミニケーションセンターにて行われました。今回はその状況をレポートいたします。

今年も数多くのお客様が来場されていました。

まずは新製品の紹介です。


こちらはFA−10PSです。

加工精度±3μm保証(三菱指定条件)とし、XY軸リニアスケール標準装備+全軸高精度絶対値制御。
新開発の加工適応制御CM−S2制御でコーナー精度、OM制御では形状精度の向上を計り、高精度を追求した製品になっています。

 

こちらはFA−20VSです。

世界最速V500電源がバージョンアップ。
実用ワイヤ線径φ0.25で360mu/min、φ0.3で420mu/minを実現。
仕上げ加工領域の加工性能向上とOM制御搭載によりトータル加工速度を最大20%向上しました。

 

そして今回注目を集めていたのはこちら・・・・・

鏡面仕上げ加工用電子ビーム加工機「e−Flush」です。金型・部品加工の納期短縮が求められている中、依然として最終仕上げの磨き工程は手作業で行っているため大きなネックとなっています。
その研磨工程を電子ビームにより大幅に納期を短縮することが可能になりました。
さらに、電子ビーム加工の前工程である放電加工も粗めの仕上げで加工・鏡面化が可能なため全体の工期も短縮できます。
いままでにない商品であり、どこのお客様も頭を悩めている部分のため注目度は高かったです。
ただやはり完全な新製品であり、深いリブや狭いリブ等には電子ビームが照射できなかったり、まだまだ開発を進めるべきところが見うけられ、実用化にはいま一歩かな・・・という印象であり、現時点でおすすめするのは・・・どうなんでしょう?
5年10年後には、普及している機械なのかもしれません。
実用化できれば大きなメリットを生むことは間違いありません!
早急な開発を期待しております。

 


その他には、EA−12V+自動化システム(左写真)や超高精度ワイヤ放電加工機PA05S(中央写真)、EA−8P(右写真)が展示されていました。

おまけになりますが・・・
展示会場の端には、こんなレトロな機械も置いてあり、工作機械の歴史と技術の進歩を感じさせられました。
※ちなみに左がDM−50B(1963年製)、右の機械がDWC−50S(1973年製)です。

最後になりますが、今回のプライベートショーは精度・生産性を重視した製品を発表しテーマである「ブレークスルー・イノベーション」をPRできた展示会になっていたのではないかと思います。
写真を載せることができなくて残念ですが、レーザー加工機の展示会場には、例年以上に多くのお客様が集まり大盛況となっていました。エンドユーザー様の先へ先へと目を向けている様子が伺えました。
昨年、今年と設備投資は上向き傾向にあり、今回の三菱電機の展示会だけではなく、今後各メーカーの展示会には購入意欲を持った数多くのエンドユーザー様が来場されるものと思います。

今回の展示会は来場者は少なかったとはいうものの、具体的に設備の導入を検討されている方の割合は多く、ここでも
最近の市場の景気の良さが伺えた展示会でした。 それでは今回はこれにて!

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